真坂人形 絵付け体験ワークショップ

真坂人形 絵付け体験ワークショップ
- 日時
- 2018年11月11日(日)10:00~
- 内容
- 作家オリジナル『真坂人形』の成型土台を自由に彩色する絵付け体験
- 場所
- りょうぜんこどもの村 遊びと学びのミュージアム
福島県伊達市霊山町石田字宝司沢9-1 - 対象
- 小学生20名程度
- 講師
- 真坂歩(真坂人形師/マサカ商店店主)
- 参加費
- 300円
- 協力
- りょうぜんこどもの村 遊びと学びのミュージアム
伏見人形(京都)、博多人形(福岡)など、日本国内にはよく知られた土人形があります。真坂せんせいは大学在学中、地元・秋田県の八橋人形(秋田市)ほか各地の土人形を研究し、オリジナルの『真坂人形』という作品様式を考案しました。こけしのように親しみやすい目元、誰もが参考にしやすい簡潔な造形が特徴です。
会場の「りょうぜんこどもの村 遊びと学びのミュージアム」では、東北各地から手工芸作家が集う年1回のお祭りで、1日に数百人の来場者が訪れる「クラフトカーニバル」が開催され、受付開始早々から続々と参加希望者が集まりました。
ワークショップでは、先生があらかじめ用意した人形土台を選び、下地となる白色を塗り、その上から水彩絵の具で描いていきます。下地塗りした後、5分ほど乾燥する間に何を描くか考えます。
展示された真坂人形を目の前にすると、つい参考にしすぎたり、アイデアが浮かばず悩んだりしそうですが、子どもたちはお構いなしの様子。下地が乾くや否や、下書きも無しに、思い描いた自分のイメージをどんどん絵付けしていきます。
「今度はこの色を使いたい!」
「目の大きさはこのくらいに」
「描き方」にとらわれない自由な色使い、筆使いで、最終的には19名の作品が完成。なかには先生も舌を巻く斬新なキャラクターも。子どもの発想が新しい作品のモチーフにつながることもあるそうで、先生にとっても刺激的な時間になったようです。
なお、参加者のご家族からは、時間があれば土台作りから体験してみたかった、との感想もありました(実は土台から作る体験コースも用意しましたが乾燥が必要なため所要時間が長かった)。例えば土に触れ、土台作りから始める滞在型または複数回の制作体験など、プログラムの進化を考えるヒントになりそうです。

- Date
- Contents
- Venue
- Target
- Instructors
- Participation fee
- JPY 300