環境に優しい商品として生ごみ処理機が注目を集めています。
家庭でのごみの量と臭いが大幅に軽減されるため、購入を考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、生ごみ処理機としてたくさんの商品が販売されているためどれを購入すればよいか迷ってしまいますよね。
いろんな比較ポイントがあるので調べるのも大変だと思います。
そこで、今回は人気の家庭用生ごみ処理機であるルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を5つの項目で比較してみました。
家庭用生ごみ処理機を購入する際に基本となる「1.処理方式」「2.処理容量&時間」「3.対応食材」「4.運転音」「5.価格(本体・消耗品・電気代)」の5つの項目で比較しています。
両製品の良いところも悪いところも含めて、特徴について詳しく見ていきますね。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2のスペック表
まずは以下の通り、表形式でルーフェンとナグアレップNA2の各項目を比較しました。
項目 | ルーフェン | ナグアレップNA2 |
処理方式 | 温風空気循環乾燥方式 | 高温乾燥式 |
サイズ 幅×奥行×高さ | 27×27.5×35(cm) ※フィルター込み:27×38×35(㎝) | 25×25×40(cm) |
消費電力 | 90w/日 | 約0.5~0.7kw/日(回) |
月額電気料金 | 1,786円/月 (約58円/日) | 約350円/月 (約11円/日) |
(交換目安) | 維持費活性炭フィルター (3ヶ月〜6ヶ月に1回) 3,388円 | 活性炭フィルター (6ヶ月に1回) 6,050円 |
運転音量 | 30db | 40~45db |
最大処理容量 | 1kg/日(5L) | 2.5L/回 |
処理時間 | 1~8時間 | 2~4時間 |
脱臭方式 | 自立式活性炭脱臭フィルター方式 | 活性炭フィルター方式 |
重さ | 6kg | 8.5kg |
助成金 | 対象 | 対象 |
購入価格 | 64,680円(公式通販限定) | 79,200円 |
販売会社名 | 株式会社ALPACA | MadSpaceJapan社 |
会社ホームページ | https://alpc.tokyo/ | https://nagualep.jp/ |
購入先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
ルーフェンとナグアレップNA2はどちらも生ごみに含まれる水分を蒸発させる乾燥式の生ごみ処理機です。
生ごみの70~80%は水分であるため、乾燥させることで大幅に生ごみの量が減りますよ。
乾燥式のメリットはバイオ式やハイブリッド式と比べて、本体価格が安価なことです。
生ごみ処理機を初めて使用する方にもおすすめですよ。
そのうえ、ルーフェンもナグアレップNA2も助成金の対象商品ですのでうまく活用すればさらにお得に手に入れられますよね。
一般的な乾燥式のデメリットは処理中の音や臭いが気になることです。
ルーフェンとナグアレップNA2では少し違いますが、どちらも音や臭いを最小限に抑える工夫がされているため気になるほどではないでしょう。
2つの製品の大きな違いとしては、価格や処理容量、対応食材が挙げられます。
詳細については、後述していますので確認してみてくださいね。
ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を5つの項目で比較しました!
1.処理方式で比較 | 生ごみの処理方式で比較してみました。 |
2.処理容量&時間で比較 | 生ごみを処理できる容量と処理にかかる時間で比較してみました。 |
3.対応食材で比較 | 生ごみ処理機に投入できる食材の種類で比較してみました。 |
4.運転音で比較 | 生ごみ処理機の運転音の大きさで比較してみました。 |
5.価格で比較 | 生ごみ処理機の本体価格・消耗品価格・電気代で比較してみました。 |
上記5つの項目で、ルーフェンとナグアレップNA2を比較してみました。
知りたい項目からチェックできるようにタップして飛べるようにしています。
1.ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を処理方式で比較!
ルーフェン | ナグアレップNA2 | |
処理方式 | 温風空気循環乾燥方式 | 高温乾燥式 |
処理方法 | 温風による乾燥 | 高温の風による乾燥 |
設置場所 | 室内用 | 室内用 |
バイオ基材の補充 | 不要 | 不要 |
処理中の臭い | ほぼなし | 香ばしいニオイ |
詳細 | 独自技術である「空気循環システム」によりムラなくしっかりと乾燥させることができます。 | 独自開発の高温乾燥技術により最大126℃で生ゴミに含まれる水分を効率的に蒸発させます。 |
ルーフェンとナグアレップNA2はどちらも乾燥式の生ごみ処理機です。
ルーフェンは温風、ナグアレップNA2は高熱により乾燥させ、生ごみの臭いと量を大幅に削減しますよ。
ルーフェンは独自技術である空気循環システムによりムラなくしっかりと乾燥させることができます。
また、独自開発の活性炭フィルターにより処理中の臭いがほとんどしないように工夫されていますよ。
生ごみのストレスから解放されそうですよね。
一方で、ナグアレップNA2は最大126℃で熱することで生ごみに含まれる水分を効率的に蒸発させます。
ルーフェンと違って、乾燥だけでなく粉砕も行うため生ごみは処理後すぐに有機肥料として使用することができますよ。
加熱時の独特な臭いはありますが、強力な活性炭フィルターが採用されているため気になるほどではないようです。
2.ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を処理容量&時間で比較!
ルーフェンは1回150g~300gの推奨投入量、1日1kg(5L)の最大処理容量を守れば追加投入も可能です。
1日にたくさん処理できるので生ごみの多い大家族などでも安心ですよ。
生ごみがでるたびに処理できるため、放置される時間がなく衛生的ですよね。
投入後8時間ほどすると、生ごみの量が大幅に減っていますよ。
一方でナグアレップNA2は1回に2.5L処理可能ですが、追加投入はできません。
平均2~4時間で処理できるため、ごみが多い場合は1日に何回も使用することができますよね。
決まったタイミングにしか生ごみがでない家庭では、ナグアレップNA2の方が向いているかもしれません。
どのようなタイミングに生ごみ処理機を使用したいかを考えてみてくださいね。
3.ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を対応食材で比較!
ルーフェン | ナグアレップNA2 | |
対応できる食材 | 人間が食べて消化できるもの 卵の殻 魚の骨 手羽先の骨 貝殻や牛骨などの硬いもの プラスチック ビニール お箸 | 人間が食べて消化できるもの 卵の殻 魚の骨 手羽先の骨 |
処理できない物 | 引火性物質(アルコール、ガソリンなど) 粉類(小麦粉など) 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など) 着火剤(マッチ、ライターなど) 高音・火種となるもの | 貝殻や牛骨などの硬いもの プラスチック ビニール お箸 引火性物質(アルコール、ガソリンなど) 粉類(小麦粉など) 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など) 着火剤(マッチ、ライターなど) 高音・火種となるもの |
対応できる食材についてはルーフェンの方が多そうです。
ルーフェンはナグアレップNA2では処理できない硬いものやプラスチック、お箸も処理できます。
食べ終わったごみを分別することなく生ごみ処理機に入れられますよね。
後片付けがとても楽になりますよ!
ナグアレップNA2は乾燥だけでなく粉砕も行います。
そのため、粉砕できないものは入れられません。
故障につながる恐れがあるため注意が必要ですよ。
また、どちらも糖やデンプンを多く含む食品は焦げ付いてしまう可能性があるため単独ではなく他のものと一緒に処理するようにしてくだ さいね。
4.ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を運転音で比較!
音の大きさはルーフェンの方が静かです。
一般的に音の大きさは10dB増えると3倍、14db増えると5倍になると言われています。
そのため、ナグアレップNA2はルーフェンの3倍~5倍の音量といえるでしょう。
ルーフェンは電源を押したのを忘れてしまうくらい静かなようです。
しかし、ナグアレップNA2も「図書館内程度」の音量であるためうるさくはないようですよ。
ナグアレップNA2は粉砕過程でも破砕刃などを使わず内部の研磨棒がゆっくりと回転して生ごみを粉砕するだけなので大きな音はしない仕様です。
音に敏感な人はより静かな運転音量のルーフェンのほうが良いかもしれませんが、どちらも深夜やお昼寝中でも安心して使用することができますよ。
5.ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2を価格で比較!
ルーフェン | ナグアレップNA2 | |
本体価格 | 64,680円(公式通販限定) | 79,200円 |
消耗品 | 活性炭フィルター:3,388円 交換目処:3ヶ月〜6ヶ月に1回 | 活性炭フィルター:6,050円 交換目処:約6ヶ月に1回 |
(内容・量により異なります) | 電気代目安約58円/日 1,786円/月 | 約11円/日 約350円/月 |
本体価格はナグアレップNA2の方が高いです。
しかし、電気代はナグアレップNA2の方が大幅に安くすみそうですよね。
そのため、生ごみの量が多い人などは長期的にみるとナグアレップNA2の方がお得かもしれませんね。
使用頻度や生ごみの量などによってどちらの生ごみ処理機にするのか考えても良いでしょう。
また、ルーフェンもナグアレップNA2も脱臭に必要な活性炭フィルターの交換が必要です。
交換を怠ると、うまく作動しなかったり臭いの原因になるため気を付けたいですよね。
ルーフェンloofenをおすすめの方はこんな人!
ルーフェンは下記のような人におすすめです。
- 追加投入できる生ごみ処理機が欲しい人
- 後片付けを面倒くさいと感じている人
- 音に敏感な人
ルーフェンはスイッチを押した後でも追加で生ごみを投入することができます。
ごみが出るたびに入れられるので、ごみ箱代わりとしても使用できますよ。
また、プラスチックやお箸なども投入可能なため食後の面倒な分別が不要です。
後片付けを面倒に感じている人にはぴったりの商品ですよ。
ルーフェンの運転音量はとても静かなため、音に敏感な人にもおすすめです。
赤ちゃんやペットがいるご家庭も安心して使用することができますよね。
ナグアレップNAGUALEP NA2をおすすめの方はこんな人!
ナグアレップNA2は下記のような人におすすめです。
- 電気代を抑えたい人
- まとめて生ごみを処理したい人
- 家庭菜園などをしている人
ナグアレップNA2は1か月に約350円しか電気代がかかりません。
ランニングコストが安く済むので、光熱費が気になる人におすすめですよ。
また、1回に最大2.5L処理することができます。
調理後や毎食後にしか生ごみがでない人はまとめて一気に処理することができますよね。
電気代も安いので毎食後に処理しても良いかもしれません。
ナグアレップNA2で処理した生ごみは栄養豊富な肥料として使用できるため、家庭菜園している人にもぴったりです。
ごみの量も減らせて、肥料代もいらなくなるので一石二鳥ですよね。
まとめ
今回は、生ごみ処理機として人気の商品ルーフェンとナグアレップNA2の違いについて5つ紹介してきました。
ルーフェンとナグアレップNA2はどちらも乾燥式の生ごみ処理機でしたよね。
ルーフェンは温風で生ごみを乾燥させるのに対し、ナグアレップNA2は熱で乾燥させ、粉砕まで行ってくれる商品でした。
ルーフェンは追加投入が可能であり、処理可能な食材が多かったですよね。
運転音量もとても静かなようでした。
ナグアレップNA2は1回に多くの生ごみを短時間で処理可能でした。
電気代が安いため1日に何度も使用しても良さそうでしたよね。
本体価格はナグアレップNA2の方が高いですが、電気代は安いため使用頻度や生ごみの量によってどちらの生ごみ処理機にするのか考えても良いでしょう。
それぞれ異なる特徴があったのでぜひ生活に合った生ごみ処理機を手に入れてみてくださいね。
ルーフェンloofenとナグアレップNAGUALEP NA2のよくある質問8選
ルーフェンとナグアレップNA2のよくある質問について調べたのでそれぞれお答えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ルーフェンの生ゴミ処理機はどこに置くべき?
- ルーフェンに入れられないものは何ですか?
- ルーフェンはどこのメーカーですか?
- ルーフェンのフィルター交換頻度は?
- ルーフェンの解約はできますか?
- ナグアレップNA2に入れられないものは何ですか?
- ナグアレップNA2はどこのメーカーですか?
- ピックアップした「その他の質問」をコピペ
ルーフェンの生ゴミ処理機はどこに置くべき?
ルーフェンは屋内の電源のあるところであればどこにでも置くことができます。
おしゃれでかわいい見た目なので、キッチンに置いても馴染みますよ。
ルーフェンに入れられないものは何ですか?
ルーフェンに入れられないものは、引火の可能性があるものや薬品類です。
具体的には下記のようなものを入れないでください。
- 引火性物質(アルコール、ガソリンなど)
- 粉類(小麦粉など)
- 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など)
- 着火剤(マッチ、ライターなど)
- 高音・火種となるもの
故障の原因になるため、注意が必要です。
ルーフェンはどこのメーカーですか?
ルーフェンを開発したメーカーは韓国のLOOFEN CO.,Ltdです。
株式会社ALPACAが日本総代理店を担って販売しています。
ルーフェンのフィルター交換頻度は?
ルーフェンのフィルターは、使用頻度により異なりますが約3〜6ヶ月に1度交換することが必要です。
ルーフェンの解約はできますか?
ルーフェンの消耗品を定期注文している場合、電話でのみ解約が可能です。
しかし、ルーフェン本体は注文後のキャンセルができないため、注文内容をよく確認してから購入するようにして下さい。
消耗品でもメールや問い合わせフォームでの連絡、初回注文分、次回発送予定日まで10日を切っている注文は解約できないため注意が必要ですよ。
ナグアレップNA2に入れられないものは何ですか?
ナグアレップNA2で入れてはいけないものは大きく硬いものや引火の可能性があるものです。
具体的には下記のようなものを入れないでください。
- 牛骨や豚骨、貝殻など大きく硬い物
- 引火性物質(アルコール、ガソリンなど)
- 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など)
- 着火剤(マッチ、ライターなど)
- 高音・火種となるもの
故障の原因になるため、注意が必要です。
ナグアレップNA2はどこのメーカーですか?
ナグアレップを開発したメーカーは、NAGUALEP社です。
販売は代理店であるMadSpaceJapan社が行っています。
ナグアレップNA2のフィルター交換頻度は?
ナグアレップNA2のフィルターは、使用頻度により異なりますが約6〜8ヶ月に1度交換することが必要です。
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