毎日家庭から出る生ごみに悩まされていませんか?
実は生ごみを簡単に少なくしてくれるものがありますよ。
それが家庭用生ごみ処理機です。
今回は、家庭用生ごみ処理機で人気があるナクスル(NAXLU)とフードサイクラー(FC-30)を5つの項目で比較してみました。
生ごみ処理機は様々な比較ポイントがあるので調べるのが大変ですが、一目でわかるように徹底してリサーチしました。
家庭用生ごみ処理機を購入する際に基本となる「1.処理方式」「2.処理容量&時間」「3.対応食材」「4.運転音」「5.価格(本体・消耗品・電気代)」の5つの項目で比較しています。
両製品の良いところも悪いところも正直にお伝えしていきますね。
これからどの生ごみ処理機を買おうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。
ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30のスペック表
まずは以下の通り、ナクスルとフードサイクラーの各項目を比較しました。
項目 | ナクスル | フードサイクラー |
処理方式 | ハイブリッド式 | 乾燥式 |
サイズ 幅×奥行×高さ | 幅38.5×奥行43×高さ58(cm) | 幅28 × 奥行32 × 高さ36(cm) |
消費電力 | 1.44〜2.2kw/日 | 500w/日 |
月額電気料金 | 800〜1,200円/月 (約27~40円/日) ※電力料金20円/kWhで計算 | 約1,500円/月 (約50円/日) ※1回当たり1㎏、4~5時間使用した場合 |
(交換目安) | 維持費バイオ材 (使用不能になった場合) 8,800円 UVランプ (1~2年に1回) 9,900円 | カーボンフィルター (3~4ヶ月に1回) 6,380円(2本セット) |
運転音量 | 30db以下(17.3db~23.2db) | 30db以下 |
最大処理容量 | 1~1.5kg/日 | 1.5㎏/回 |
処理時間 | 24時間 | 3~8時間 |
脱臭方式 | ハイブリッド脱臭システム | 活性炭方式 |
重さ | 18kg(バイオ材含む) | 約9kg |
助成金 | 対象 | 対象 |
購入価格 | 127,600円(期間限定特別価格) | 78,000円 |
販売会社名 | 株式会社伝然 DENZEN Co.,Ltd. | 株式会社シナジートレーディング |
会社ホームページ | https://den-zen.net/ | https://www.synergytrading.co.jp/company/ |
購入先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
ナクスルは乾燥式とバイオ式の良いところを掛け合わせている、ハイブリッド式の生ごみ処理機です。
ナクスルのデメリットは価格とサイズの大きさですが、ハイスペックの生ごみ処理機といえるでしょう。
ハイブリッド式は、バイオ材に含まれる微生物と酵素の力で生ごみを空気に分解するのが特徴です。
消耗品であるバイオ材は、使用不能になるまで使えますよ。
公式サイトにも「バイオ材は定期的な交換が必要ありません。」と記載されているので、交換する機会はかなり少なそうですね。
また、UVランプは1~2年で交換が推奨されています。
どちらも交換頻度が低いので、消耗品のランニングコストは低いでしょう。
フードサイクラーは乾燥、かく拌、冷却することで生ごみを堆肥に変化させる、乾燥式の生ごみ処理機です。
生ごみを最大90%削減してくれるので、ごみ捨てや生ごみ臭の悩みからも解放されますよ。
フードサイクラーで分解されたものは栄養豊富な堆肥になるので、家庭菜園などをしている人にもぴったりですね。
一方デメリットは、消耗品のランニングコストが少々かかることです。
カーボンフィルターのコストが、1年で約1万円かかります。
ランニングコストが気になる人には、あまりおすすめではないでしょう。
ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を5つの項目で比較しました!
1.処理方式で比較 | 生ごみの処理方式で比較してみました。 |
2.処理容量&時間で比較 | 生ごみを処理できる容量と処理にかかる時間で比較してみました。 |
3.対応食材で比較 | 生ごみ処理機に投入できる食材の種類で比較してみました。 |
4.運転音で比較 | 生ごみ処理機の運転音の大きさで比較してみました。 |
5.価格で比較 | 生ごみ処理機の本体価格・消耗品価格・電気代で比較してみました。 |
上記5つの項目で、ナクスルとフードサイクラーを比較してみました。
知りたい項目をタップしてみてくださいね。
1.ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を処理方式で比較!
ナクスル | フードサイクラー | |
処理方式 | ハイブリッド式 | 乾燥式 |
処理方法 | バイオ材で分解 | 風による乾燥 |
設置場所 | 屋内用(雨晒しでなければ室外にも設置可能) | 屋内用 |
バイオ基材の補充 | 必要(使用不能になった場合は交換) | 不要 |
処理中の臭い | 土のようなニオイ | 香ばしい香り |
詳細 | 熱を加え乾燥させながら、微生物と酵素が生ごみを空気に分解する | 乾燥、粉砕、冷却し生ごみを処理する |
ナクスルは、乾燥式とバイオ式の良いところを掛け合わせているハイスペックの生ごみ処理機といえるでしょう。
バイオ材により生ごみを空気に分解するので、処理したものを毎回取り出す手間もありません。
本体サイズが少々大きいですが、雨晒しでなければ室外にも設置可能なので、置き場所は確保しやすいかもしれませんね。
一方で、フードサイクラーは生ごみを乾燥させて堆肥化させます。
処理されて乾燥したものは、毎回取り出す必要があります。
最大90%の生ごみを削減してくれるので、ごみ捨ての回数も減りそうですね。
2.ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を処理容量&時間で比較!
ナクスルは、基本的に電源は入れっぱなしにしておきます。
24時間全自動で生ごみを分解しています。
生ごみを処理する度に、電源を入れたり切ったりしなくてもいいので大変便利ですよ。
蓋をあけて生ごみを投入するだけでOKです!
料理をしながらでも簡単に使えそうですね。
1日あたり1.5㎏まで投入可能なので、ファミリーで使うには十分でしょう。
一方で、フードサイクラーは投入する量にもよりますが、1回あたりの処理時間は3~8時間です。
1回あたり1.5㎏まで投入できるので、こちらもファミリーで使用するのに向いていますね。
3.ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を対応食材で比較!
ナクスル | フードサイクラー | |
対応できる食材 | 野菜、果物 ご飯、パン、麺類 魚、肉 お菓子 残飯 卵や甲殻類の殻 魚の骨や内臓 ペットのフン | 野菜、果物 ご飯、パン、麺類 魚、肉 お菓子 残飯 卵や甲殻類の殻 魚や鶏の骨 ソース、ドレッシング、パン、ケーキ、乳製品、ジャムは少量なら可能 |
処理できない物 | 汁物(鍋、味噌汁、煮物など) 貝殻 豚骨、牛骨 柑橘系の皮 大きい種子(アドカドの種など) 割り箸、爪楊枝 医薬品 紙、タバコ 、ガラス、金属、ゴム、ビニール、プラスチック | 飴、ガム オイル、脂 豚骨、牛骨 パイナップルの葉 果物の硬い種 段ボール、金属、ゴム、ビニール、プラスチック |
ナクスルには、人間が消化できるものであれば投入可能です。
さらにナクスルは、卵の殻や魚の骨、小さく切ったスイカの皮も分解するので投入可能ですよ。
食材ではないですが、ナクスルはペットのフンも投入できます。
ペットを飼っている人には、うれしい機能ですね。
しかし、人が食べられないものや消化できないもの、汁物などは分解できないので注意が必要です。
一方、フードサイクラーも人間が消化できるものであれば投入可能です。
繊維の多いものや丸ごとの野菜や果物は、カットしてから投入すれば処理が可能ですよ。
4.ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を運転音で比較!
ナクスル、フードサイクラーどちらの生ごみ処理機も運転音量は、30㏈以下と静音設計されています。
基本的には夜寝ている時間に作動させても、ほとんど気にならないレベルでしょう。
口コミでも「ほとんど気にならない」という意見が多かったですよ。
5.ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30を料金で比較!
ナクスル | フードサイクラー | |
本体価格 | 127,600円 | 78,000円 |
消耗品 | バイオ材:8,800円 交換目処:使用不能になった場合 UVランプ:9,900円 交換目処:1~2年に1回 | カーボンフィルター:6,380円(2本セット) 交換目処:3~4か月に1回 |
(内容・量により異なります) | 電気代目安27円〜40円/日 800円〜1,200円/月 | 約50円/日 1,500円/月 |
本体価格はフードサイクラーのほうが5万円ほど安いです。
一方、ナクスルの消耗品はバイオ材とUVランプの2つですが、どちらも交換頻度が少ないので消耗品のランニングコストが抑えられますよ。
フードサイクラーの消耗品であるカーボンフィルターは、交換頻度が高いのでランニングコストがかかる印象です。
電気代で比較してみると、ナクスルのほうが少し安いです。
本体価格はフードサイクラーのほうが安いですが、全体的なコストパフォーマンスはナクスルのほうが高いといえるでしょう。
また、処理容量は同じくらいなので、長期的に利用することを考えるとナクスルの方がお得です。
一方で、初期費用を抑えたい人にはフードサイクラーがおすすめでしょう。
どちらの製品も助成金の対象なので、購入をお考えの人は助成金をぜひ活用してくださいね。
ナクスルNAXLUをおすすめの方はこんな人!
下記の項目に当てはまる人は、ナクスルをおすすめします。
- 今までほかの生ゴミ処理機を買って後悔した人
- ニオイや音量が気になる人
- 価格よりも機能面を重要視している人
ナクスルは従来の乾燥式とバイオ式を掛け合わせてできた、ハイブリット式の生ごみ処理機です。
これまでに他の家庭用生ごみ処理機を購入し、後悔した人も多いのではないでしょうか。
ニオイがきつかったり、ランニングコストが想像以上にかかったりしませんでしたか?
ナクスルは、ニオイや音量などほとんど気にならない程度です。
消耗品も少なく、交換頻度も低いです。
ナクスルは、蓋を開けて生ごみを入れるだけでOK!
すべて自動で分解処理してくれますよ。
毎回処理されたものを取り出す必要もありません。
忙しいママさんパパさんにとって、手間がかからないのは嬉しいですよね。
本体価格は安くはないですが、それ以外においてはとても優秀です。
機能面や手軽さを求めている人には、たいへんおすすめですよ。
フードサイクラーFC-30をおすすめの方はこんな人!
下記の項目に当てはまる人は、フードサイクラーをおすすめします。
- 初めて生ごみ処理機を購入する人
- なるべく小型のものを探している人
- 家庭菜園をしている人
フードサイクラーは価格がそこまで高くないので、初めて生ごみ処理機に挑戦する人にはおすすめです。
本体のサイズも小さめなので、置き場所にも困りにくいですよ。
また、フードサイクラーの中のバスケットは丸洗いができる上に、食洗機も使用可能です。
清潔に保つことができるのは嬉しいですね。
生ごみからできる堆肥は栄養豊富です。
小さな畑や家庭菜園をしている人にはぴったりの商品でしょう。
まとめ
今回は生ごみ処理機として人気の商品、ナクスルとフードサイクラーの違いについて5つ紹介してきました。
ナクスルは価格と大きさがデメリットとして挙げられますが、機能面は大変優秀です。
音もニオイも気になりにくく、お手入れの手間がほとんどいらないのも魅力的ですね。
一方、フードサイクラーも音やニオイは気になりにくいですが、お手入れをしたり毎回処理されたものを取り出す手間があります。
価格はナクスルよりは安いので、初めて生ごみ処理機を買おうとしている方には向いているでしょう。
また、乾燥処理されたものは堆肥になるので、家庭菜園をしている人にはフードサイクラーがぴったりですね。
ナクスルNAXLUとフードサイクラーFC-30のよくある質問8選
ナクスルとフードサイクラーのよくある質問について調べたのでそれぞれお答えします。
- ナクスルとは何ですか?
- ナクスルの脱臭ボタンが点滅するのはなぜですか?
- ナクスルに何を入れていいですか?
- ナクスルの処理時間は?
- フードサイクラーの電気代は?
- フードサイクラーの使い方は?
- フードサイクラーのフィルター交換時期は?
- フードサイクラーに入れてはいけないものは何ですか?
ナクスルとは何ですか?
ナクスルは、微生物と酵素の力で生ごみを空気に分解する家庭用生ごみ処理機のことです。
空気に分解されるので、内容物がほとんど増えず、お手入れの手間がほぼ必要ありません。
ナクスルの脱臭ボタンが点滅するのはなぜですか?
ナクスルの脱臭ボタンが点滅するのは、UVランプが寿命を迎えたからです。
UVランプは発光する力がなくなると、ニオイが出てきてしまいます。
よって、交換の合図としてブザー音と脱臭ボタンが点滅しますよ。
ナクスルに何を入れていいですか?
ナクスルには、基本的に人間が消化できるものであれば投入可能ですよ。
例えば、果物や野菜、残飯、魚の骨や内臓も投入できます。
さらにナクスルは、卵の殻や魚の骨、小さく切ったスイカの皮、ペットのフンも分解するので投入可能です。
ナクスルの処理時間は?
ナクスルは24時間常時運転しているので、いつでも処理が可能です。
フードサイクラーの電気代は?
フードサイクラーの電気代は、1か月あたり約1,500円、1日あたり約50円です。
フードサイクラーの使い方は?
フードサイクラーの使い方は、生ごみを専用のバケツに入れて電源ボタンを押すだけです。
生ごみは3~8時間で乾燥処理され、処理されたものは肥料として使用することができますよ。
フードサイクラーのフィルター交換時期は?
フードサイクラーのフィルター交換時期は、毎日使った場合3~4か月です。
フィルターは6,380円(2本セット)で販売されていますよ。
フードサイクラーに入れてはいけないものは何ですか?
フードサイクラーに入れてはいけないものは、飴やガム、オイル、豚骨、牛骨、パイナップルの葉、果物の硬い種、段ボール、金属、ゴム、ビニール、プラスチックなどです。
人間が食べて消化できないものは基本的に対象外です。
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