毎日出る生ごみの処理にお困りではありませんか?
生ごみ処理機は欲しいけれど、種類が多くて選びきれないですよね。
今回は、人気の家庭用生ごみ処理機である「パリパリキューPPC-11」と「パリパリキューブライトアルファPCL-33」を5つの項目で比較してみました。
しかし、いろんな比較ポイントがあるので調べるのが大変でしょう。
そこで、家庭用生ごみ処理機を購入する際に基本となる「1.処理方式」「2.処理容量&時間」「3.対応食材」「4.運転音」「5.価格(本体・消耗品・電気代)」の5つの項目で比較しています。
両製品の良いところ悪いところを正直に分かりやすくお伝えしていきますよ。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33のスペック表
まずは以下の通り、表形式で「パリパリキュー」と「パリパリキューブライトアルファ」の各項目を比較しました。
項目 | パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ |
処理方式 | 温風乾燥式 | 温風乾燥式 |
サイズ 幅×奥行×高さ | 23×27×27(cm) | φ21.5×28.3(cm) |
消費電力 | 約300W/日 | 約150W/日 |
月額電気料金 | パリパリモード:約840円 〜約1,350円/月 (約28円~約45円/日) ソフトモード:約480円〜約690円/月 (約16円~約23円/日) | 節電モード:約390円~約510円/月 (約13円~約17円/回) 通常モード:約810円/月 (約27円/回) |
(交換目安) | 維持費バスケット用水切りネット 15枚/袋 (購入時に付属) その後は市販のもので代用可能 網状の製品をご使用下さい 不織布の水切りネットは乾燥効率が悪くなります 脱臭フィルター 6,270円(2個入) (交換目安時期は4~9ヶ月) | バスケット用水切りネット 15枚/袋 (購入時に付属) その後は市販のもので代用可能 網状の製品をご使用下さい 不織布の水切りネットは乾燥効率が悪くなります 脱臭フィルター 4,290円(2個入り) (交換目安時期は4~9ヶ月) |
運転音量 | 36db | 38db |
最大処理容量 | パリパリモード:約1.4L~約2.8L ソフトモード:約1.1L~約2.0L | 節電モード:約0.6L~約1.2L 通常モード:約2.0L |
処理時間 | パリパリモード:約7時間30分~約10時間40分 ソフトモード:約4時間10分~約5時間20分 | 節電モード(自動停止機能):約4時間20分~約5時間40分 (処理容量によって異なるが最大処理時間は9時間) 通常モード:約9時間 |
脱臭方式 | フィルター方式 | フィルター方式 |
重さ | 4.1(kg) | 2.1(kg) |
助成金 | 対象 | 対象 |
購入価格 | 49,500円 | 30,360円 |
販売会社名 | シマ株式会社 | シマ株式会社 |
会社ホームページ | https://www.shimacorp.com/company.html | https://www.shimacorp.com/company.html |
購入先 | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
パリパリキューもパリパリキューブライトアルファも、シマ株式会社が販売している温風乾燥式の生ごみ処理機です。
温かい風で乾燥させることにより、生ごみのニオイを抑えたり量を減らすことができますよ。
パリパリキューは1度に5人分ほどの生ごみを処理できる容量があるのがメリットです。
1日分の生ごみをまとめて処理することも可能でしょう。
パリパリキューのデメリットは、消耗品と電気代がパリパリキューブライトアルファに比べると、少々高いことです。
しかし、大家族や数日分まとめて処理したい人には、パリパリキューのほうがおすすめですよ。
一方、パリパリキューブライトアルファのメリットは、コンパクトサイズであることです。
キッチンにも置ける大きさなので、料理をしながら生ごみを投入することもできますね。
また、消耗品の脱臭フィルターもパリパリキューに比べると安いです。
ランニングコストを抑えたい人向けですよ。
パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を5つの項目で比較しました!
1.処理方式で比較 | 生ごみの処理方式で比較してみました。 |
2.処理容量&時間で比較 | 生ごみを処理できる容量と処理にかかる時間で比較してみました。 |
3.対応食材で比較 | 生ごみ処理機に投入できる食材の種類で比較してみました。 |
4.運転音で比較 | 生ごみ処理機の運転音の大きさで比較してみました。 |
5.価格で比較 | 生ごみ処理機の本体価格・消耗品価格・電気代で比較してみました。 |
上記5つの項目で、「パリパリキュー」と「パリパリキューブライトアルファ」を比較してみました。
知りたい項目からチェックできるようにタップして飛べるようにしています。
1.パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を処理方式で比較!
パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ | |
処理方式 | 温風乾燥式 | 温風乾燥式 |
処理方法 | 温風による乾燥 | 温風による乾燥 |
設置場所 | 屋内用 | 屋内用 |
バイオ基材の補充 | 不要 | 不要 |
処理中の臭い | 香ばしいニオイがすることもあるが、ほとんど気にならない | 香ばしいニオイがすることもあるが、ほとんど気にならない |
詳細 | パリパリモードとソフトモードの2種類の乾燥処理方法がある(ともに自動停止機能つき) | 自動停止機能がついた節電モードと通常モードの2種類の乾燥処理方法がある |
パリパリキューもパリパリキューブライトアルファも温風乾燥式の生ごみ処理機です。
生ごみを乾燥させる際、香ばしいニオイがすることもあるようですが、基本的には気にならない程度という口コミが多かったですよ。
パリパリキューにはパリパリモードとソフトモードの2種類の乾燥処理方法があります。
乾燥しにくいものやしっかり乾燥させたい時は、パリパリモード。
乾燥しやすいものや処理時間を短縮させたい時は、ソフトモードを選ぶといいですよ。
一方、パリパリキューブライトアルファは節電モードと通常モードの2種類の乾燥処理方法がありますよ。
乾燥しやすく、内容量がバスケットの6割以下であれば節電モード。
バスケットの6割以上の内容量で、乾燥しにくいものやしっかり乾燥させたい場合であれば、通常モードで運転させますよ。
また、どちらの商品にも時短と電気代節約につながる自動停止機能がついていますよ。
2.パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を処理容量&時間で比較!
パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ | |
処理時間の目安 | パリパリモード:約7時間30分~約10時間40分 ソフトモード:約4時間10分~約5時間20分 | 節電モード:約4時間20分~約5時間40分 (処理容量によって異なるが最大処理時間は9時間) 通常モード:約9時間 |
最大処理量/回 | パリパリモード:約1.4L(0.5㎏)~約2.8L(1.0㎏) ソフトモード:約1.1L(0.3㎏)~約2.0L(0.5㎏) | 節電モード:約0.6L(0.2㎏)~約1.2L(0.4㎏) 通常モード:約2.0L(0.7㎏) |
パリパリキューは処理容量が大きいため、5人家族分ほどの生ごみも処理できますよ。
生ごみをまとめて処理したい人にもいいですね。
容量が大きいだけに、処理には時間がかかることもあります。
一方、パリパリキューブライトアルファは1~3人用の処理容量です。
容量は大きくはないですが、そのぶん本体がコンパクトで置き場所に困りませんよ。
家族構成や使用頻度などを考慮して、どちらがいいか選んでみてくださいね。
3.パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を対応食材で比較!
パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ | |
対応できる食材 | 人間が食べて消化できるもの 卵の殻 魚の骨 手羽先の骨 貝殻や牛骨などの固いもの プラスチック ビニール お箸 | 人間が食べて消化できるもの 卵の殻 魚の骨 手羽先の骨 貝殻や牛骨などの固いもの プラスチック ビニール お箸 |
処理できない物 | 引火性物質(アルコール、ガソリンなど) 粉類(小麦粉など) 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など) 着火剤(マッチ、ライターなど) 高音・火種となるもの | 引火性物質(アルコール、ガソリンなど) 粉類(小麦粉など) 薬品類(化粧品、洗剤、漂白剤など) 着火剤(マッチ、ライターなど) 高音・火種となるもの |
パリパリキューもパリパリキューブライトアルファも、対応できる食材、できないものは同じですよ。
残飯や魚の骨などもまとめて投入できるので、後片付けが楽になりそうですね。
また、糖分や油分を多く含むものは乾燥しにくいようです。
引火性のあるものや小麦粉などの粉類は、重大事故の原因になり得るので絶対に入れないでくださいね。
4.パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を運転音で比較!
パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ | |
運転音量 | 36db | 38db |
運転音の目安 | 郊外の深夜程度の静かさ | 郊外の深夜程度の静かさ |
一般的に40dB以下の音量は「静か」といわれています。
パリパリキューもパリパリキューブライトアルファも、運転音量は40db以下で郊外の深夜程度なので、日常生活上は気にならない音量ですよ。
どちらも破砕刃などを使わず温風だけで乾燥させる静音設計ですので、夜中に作動させても気になりにくいでしょう。
5.パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33を価格で比較!
パリパリキュー | パリパリキューブライトアルファ | |
本体価格 | 49,500円 | 30,360円 |
消耗品 | バスケット用水切りネット :市販もので可 脱臭フィルター 2個入:6,270円 交換目安時期は4~9ヶ月 | バスケット用水切りネット :市販もので可 脱臭フィルター 2個入:4,290円 交換目安時期は4~9ヶ月 |
(内容・量により異なります) | 電気代目安パリパリモード:約840円 〜約1,350円/月 (約28円~約45円/日) ソフトモード:約480円〜約690円/月 (約16円~約23円/日) | 節電モード:約390円~約510円/月 (約13円~約17円/回) 通常モード:約810円/月 (約27円/回) |
パリパリキューは本体価格、消耗品、電気代のすべてがパリパリキューブライトアルファより高いです。
処理容量が大きいので全体的に価格が高くなっていますが、たくさんの生ごみを一度に処理したい人には最適ですよ。
一方、パリパリキューブライトアルファは3万円台で購入できるので、初めて生ごみ処理機に挑戦したい人にもぴったりです。
電気代も一か月あたり1,000円以下なので、使い続けやすそうですね。
パリパリキューPPC-11をおすすめの方はこんな人!
下記の項目に当てはまる人は、パリパリキューがおすすめです。
- 家族の人数が多い人
- 生ごみを一度にたくさん処理したい人
- 見た目がシンプルなものがいい人
4~5人家族の人や、作り置き料理などをして生ごみが大量に出る人には、処理容量の大きいパリパリキューがおすすめです。
一度にたくさん処理できるので、何度も作動させる手間が省けますよ。
また、パリパリキューは白が基調のデザインです。
カラフルなものよりもシンプルなものがお好きな人は、パリパリキューのほうがいいでしょう。
パリパリキューブライトアルファPCL-33をおすすめの方はこんな人!
下記の項目に当てはまる人は、パリパリキューブライトアルファがおすすめです。
- コンパクトな生ごみ処理機を探している人
- ランニングコストを抑えたい人
- デザインにこだわりたい人
パリパリキューブライトアルファは、A4サイズほどのコンパクトな大きさです。
せまいキッチンにも置けそうですね。
見た目もかわいくてオシャレなので、デザインにこだわりたい人にはおすすめです。
全部で4種類のカラーバリエーションがありますよ。
また、消耗品や電気代がパリパリキューよりも安いので、ランニングコストを抑えたい人はパリパリキューブライトアルファを選ぶといいでしょう。
まとめ
今回は、生ごみ処理機として人気の商品「パリパリキュー」と「パリパリキューブライトアルファ」の違いについて5つ紹介してきました。
同じ会社から販売されているので、機能面では似ているところが多かったですよ。
大きな違いは処理容量の大きさといえるでしょう。
値段が高くてもたくさん処理できるほうがいい人はパリパリキューを、できるだけコンパクトでランニングコストを抑えたい人にはパリパリキューブライトアルファをおすすめします。
また、家庭用生ごみ処理機を購入する際、お住いの自治体によっては助成金が出る場合があります。
どちらの商品も助成金対象ですので、購入をお考えの方はお住いの自治体にお問い合わせしてみてくださいね。
「生ごみ処理機 自治体名」などで検索してみると分かりやすいですよ。
パリパリキューPPC-11とパリパリキューブライトアルファPCL-33のよくある質問7選
「パリパリキュー」と「パリパリキューブライトアルファ」のよくある質問について調べたのでそれぞれお答えします。
- パリパリキューのデメリットは?
- パリパリキューとは何ですか?
- パリパリキューの電気代はいくらですか?
- パリパリキューブライトアルファのフィルターの交換時期は?
- パリパリキューブライトアルファの使い方は?
- パリパリキューブライトアルファに入れてはいけないものは?
- パリパリキューブライトアルファの電気代はいくらですか?
パリパリキューのデメリットは?
パリパリキューのデメリットは、低温風で長時間かけて乾燥させるので処理時間が少々かかるということです。
処理時間は内容物や内容量によって変わってきますが、最大で10時間ほどかかることもありますよ。
パリパリキューとは何ですか?
パリパリキューとは、温風乾燥式の家庭用生ごみ処理機のことです。
生ごみを温かい風で乾燥させて量を減らすので、ごみ捨ての回数を減らすこともできますよ。
乾燥した生ごみは、有機肥料としてもお使いいただけますよ。
パリパリキューの電気代はいくらですか?
パリパリキューの電気代は、以下の通りです。
- パリパリモード:約840円 〜約1,350円/月(約28円~約45円/日)
- ソフトモード:約480円〜約690円/月(約16円~約23円/日)
パリパリキューブライトアルファのフィルターの交換時期は?
パリパリキューブライトアルファの脱臭フィルターの交換目安は、約4~9か月です。
ニオイが気になってきた場合は、脱臭フィルターを交換してみましょう。
パリパリキューブライトアルファの使い方は?
パリパリキューブライトアルファの使い方は、生ごみを専用のバスケットに入れ、あとは本体に入れてスイッチ入れるだけです。
処理が終わると生ごみはパリパリの乾燥状態になるので、家庭菜園の肥料にしたり、可燃ごみとして捨てることができますよ。
パリパリキューブライトアルファに入れてはいけないものは?
パリパリキューブライトアルファに入れてはいけないものは、引火性物質、粉類、薬品類、着火剤、高音・火種となるものです。
これらを投入すると、重大事故が起きる可能性がありますよ。
ただし、少量のつまようじやお箸は入れてしまっても故障の心配はありませんよ。
パリパリキューブライトアルファの電気代はいくらですか?
パリパリキューブライトアルファの電気代は、以下の通りです。
- 節電モード:約390円~約510円/月(約13円~約17円/回)
- 通常モード:約810円/月(約27円/回)
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